学部学科トピックス

2025.10.14
生活環境学科

生活環境学部の学生が日本建築学会学生グランプリ審査員賞(濱野裕司賞)を受賞

日本建築学会主催 建築文化週間学生グランプリ「銀茶会の茶席」設計コンペが開催され、生活環境学部 生活環境学科 松村ゼミ(建築設計・まちづくり研究室)の4年生、文屋理咲さん、川口莉央さん、原田好さん、村松彩香さんが「審査員賞 濱野裕司賞」を受賞しました。

本コンペティションは全国の建築系の大学・大学院生を対象に、毎年秋に銀座通りの周辺で行われる大茶会「銀茶会」で実際に使用・展示する創作茶室の実作に向けた提案を求めるもので、今年で23回目を迎える歴史あるコンペティションです。

今年度のテーマは「奏(そう)~集い奏でる銀座の秋~」。まちづくりゼミチームは、生活に根差した“糸”という身近な材料を使い、高齢者から子どもまで参加して一緒に作る茶室をデザインしました。糸が紡ぐ空間から“つながり”を感じ、そのつながりが半透明な空間を紡ぎだしています。

実作をめざしたコンペということもあり、大学院生が多く参加する中、4年生だけのチームで柔軟な発想からスタートし、楽しみながら取り組んだ結果、入賞することができました。

 

【受賞のコメント】

受賞をめざし、メンバー全員でアイデアを出しながら進めました。模型作りでは苦労することもありましたが、ゼミの松村先生にもたくさんのアドバイスやサポートをしていただき、審査員賞の受賞につながりました。写真やイラストにこだわったコンセプトシートが高い評価を受け、嬉しかったです。

実際に実物大の茶室を制作することはかなわず悔しい気持ちもありますが、大学でのいい思い出になりました。

 

模型の制作中

風船を土台にして糸を渡していきます

こだわりの詰まったコンセプトシート

賞状を囲んで記念撮影

お祝いのケーキをいただきました

みんなで受賞のお祝い会をしました