名古屋葵大学は、ヒット商品「つけてみそかけてみそ」で広く知られるナカモ株式会社（本社：愛知県清須市）と、宇宙食開発等を目指した産学連携協定を締結し、2025年5月28日に調印式を行いました。

地元で200年近く味噌の製造販売を手掛けてきたナカモ株式会社との産学連携により、たんぱく質や食物繊維、ビタミンなどの栄養素が豊富で保存にも適した味噌を使った新たな食を提案し、社会に還元していくことをめざしています。

宇宙食開発には、JAXA（宇宙航空研究開発機構）で、宇宙でハーブを育てる実験・研究に携わっている本学健康科学部の教員が参画し、JAXAとの連携や宇宙食開発の実務を行なっていく予定です。同教員は、本学で来年4月より開設予定の健康栄養学科・フードサイエンスコース所属教員の一人です。

ナカモ株式会社は、本学とはすでに、災害食・宇宙食開発プロジェクトの一環として昨年12月に実施した「きくらげ・味噌を使ったレシピコンテスト」(※)で協働しており、今後さらに連携を強化していきます。

（※）名古屋葵大学 災害食・宇宙食開発プロジェクト「きくらげ・味噌を使ったレシピコンスト」

全国から141件の応募があり今年3月に入賞作品を発表。後日、レシピ集を刊行する予定です。