学部学科トピックス

2025.11.11
理学療法学科 作業療法学科

医療科学部 地域貢献活動「令和7年度第4回健康アップ教室」を学生主体で実施しました

10月25日(土)、「自宅でできる転ばないための体づくり(転倒予防)」をテーマに学生が主体となり「令和7年度第4回健康アップ教室」を実施し、地域の高齢者にご参加いただきました。全6回シリーズの健康アップ教室のうち、2回は医療科学部3年生が主体となり、「健康増進とリハビリテーション」の授業の一環として担当しています。この取り組みは、在学中から実践的に地域貢献事業を学ぶことができる大変貴重な機会となっています。
今回は理学療法学科3年生が担当し、転倒予防に必要なストレッチや筋力・バランストレーニングを、約1カ月前からグループに分かれて企画・準備しました。学生は当日に向けて、立案した体操を教員の前でデモンストレーションし、参加者にとって「わかりやすく」「安全で」「楽しみながらできる」内容となるように何度も意見を出し合いながら検討を積み重ね、本番前にも教員立ち合いのもと入念なリハーサルを行いました。

学生は進行直前まで緊張した様子が見受けられましたが、いざはじまると明るくわかりやすい口調で進行し、参加者に楽しんでいただける工夫を随所に盛り込みながら、堂々と進行できました。参加者からは「明るい雰囲気で楽しい時間を過ごすことができた」といった前向きな感想が寄せられ、学生からは「地域における理学療法士の役割が理解でき、大変貴重な経験となった」と声が聞かれました。
理学療法学科では、その他の取り組みにおいても、学生の主体性を育むために実践的な教育を重視し、地域に求められ、多方面で活躍できる理学療法士の育成をめざしています。